事業全般
1914年現社長の祖父山下義兵は清水市(現静岡市清水区)に山下畜産を個人創業し、日本褐毛和牛種を誕生させるなど、全国褐牛改良に貢献しました。また、跡を継いだ現社長の父通雄は、1968年に銘柄和牛牧場清水市庵原(現庵原郡)と銘柄豚牧場(小笠郡浜岡町)を、1975年には富士宮市上井出(朝霧)に銘柄和牛専門生産牧場を建設しました。現在は、自ら生産を手がける確かな目で優れた牛肉、豚肉、鶏肉を大量に確保し、生産農家と共同で開発・飼育・契約をしています。
食肉に対する安全安心は元より、これからの山畜は日本全国に開発・生産・危害分析の管理が行き届いた食肉を「牧場から食卓」に届ける事で、食卓に家族の笑顔ができる企業に成る努力を惜しみません。
工程 ~牧場から食卓まで~
- 牧場
- ● 選りすぐりの血統書付き牛4500頭所有
- ● 厳正な生体検査
- ● ていねいな洗浄・乾燥、マッサージ
- 解体工程1
- ● 設備・器具の洗浄、殺菌の徹底
- ● 一頭解体するごとに、ナイフを煮沸殺菌し、手指を洗浄、殺菌。
- ● 一頭ごと内臓、頭部、リンパ節を切開検査
- 解体工程2
- ● アルカリイオン水を利用した枝肉の熱湯またはスチーム洗浄
- ● さらに有機酸による殺菌
- 低温室保存
- ● 氷温冷却し、表面を乾燥させ、微生物の育成を制御
- ● 厳密な温度管理により、品質を保持
- ● 微生物検査
- 1次加工(枝肉カット)
- ● 設備、器具の洗浄・殺菌の徹底
- ニーズに合わせて2次加工へ
- 真空パッキング・箱詰
- ● 包装内を真空状態にパッキング
- ● 工場からユーザーまでの輸送時は、低温を維持し、微生物の育成を制御
- 食品メーカーなど
- ● 食卓へ
- 2次加工
- ● メーカーのニーズに合わせて製品化
- 山畜の加工技術へ
- 小売店・販売店など
- ● 食卓へ
※現在、山畜では牧場~低温保持室までは委託をしています。メインは加工です